フリースは乾燥機にかけてどうなるか — 縮みより毛羽立ちの問題
フリースの素材はほぼポリエステル100%。熱で縮むことはほとんどないが、高温と摩擦で毛羽が固まる。低温運用が前提。
結論 — 縮まないが低温で
フリースは見た目が起毛しているだけで、繊維自体はポリエステル100%が主流。化繊なので水分で繊維が戻る現象は起きず、寸法は安定する。
問題は熱と摩擦による起毛部の変化。高温で長く回すと毛羽がペタッと寝る、もしくは絡んで硬くなる。手触りが落ちて見た目が古びる。低温短時間ならほぼ防げる。
何度で回すか
ヒートポンプ式(60℃前後)なら問題ない。ヒーター式の高温モードは避ける。20〜30分で取り出して残りは室内干しが安全。
完全乾燥まで回す必要はない。フリースは生地が薄く、8割乾燥でも自然乾燥ですぐ仕上がる。
混紡フリースの注意点
ポリエステル100%でないフリースは扱いが変わる。ボアフリース系で綿が混ざるタイプは縮みが出る。ストレッチフリースはポリウレタンが入っていることが多く、熱で寿命が縮む。
タグの素材欄でポリエステル比率を確認するのが先。100%なら安心、それ以外は素材ページを参照。
毛羽立ちが気になったら
一度ペタッとなった毛羽は完全には戻らないが、ある程度は復活する。ブラッシング(衣類用ブラシで起毛方向に軽く)で毛が立つ。アイロンは低温の当て布なし蒸気で軽く浮かせる程度。
何度も同じ服を乾燥機にかけると毛羽の劣化は確実に進む。お気に入りは自然乾燥に切り替える判断もあり。