コインランドリーの乾燥機は家庭用と何が違うか — 高温・大容量・短時間
コインランドリーの乾燥機はガス式で家庭用より高温・大容量。15〜30分で乾く反面、縮みやすい素材は家庭用以上にダメージが出る。
家庭用との違い — 温度と仕組み
家庭用ドラム式の多くは電気ヒートポンプ式で60℃前後。コインランドリーはガス式が主流で内部温度80〜100℃に達する。
この温度差で乾燥時間は半分以下。布団や厚手のものを短時間で乾かせるのが利点だが、熱に弱い素材へのダメージは家庭用より明確に大きい。
温度設定の見方
多くの機種は「高温」「中温」「低温」の3段階。中温で約70℃、低温で約50〜60℃が目安。
タオル・シーツ・厚手の綿は高温で問題ない。化繊混やデリケート系は中温か低温を選ぶ。設定がない機種では時間を短く(15分以内)して様子を見るのが現実的。
入れていい服・避けたい服
入れていい:綿100%のタオル・Tシャツ・デニム、ポリエステル中心のスポーツウェア、化繊主体のシャツ。
避けたい:ウール100%・カシミヤ・シルク、ポリウレタン混が10%以上の伸縮素材、装飾の多いブラウス、薄手のレーヨン混。家庭用なら低温でいける服でも、コインランドリーの高温では1回でダメージが残ることがある。
何分回すか
タオル・厚手綿:30分前後。
Tシャツ・薄手の化繊:15〜20分で十分。
デニム:20〜30分、内側がまだ湿っている状態で出して仕上げは自然乾燥が安全。
完全乾燥まで粘ると過剰乾燥になり、繊維のパサつき・色あせが進む。8割乾燥で取り出すのが基本。
布団・毛布の扱い
コインランドリーの本来の用途。家庭用では入らないサイズの布団・毛布が短時間で乾く。
ただし羽毛布団はガワの素材を確認。ナイロン100%なら高温OK、ポリエステル混でも問題ないが、シルク混ガワや古い綿サテンは縮みと黄ばみが出る。羽毛そのものは80℃程度なら問題ない。